東京の路線図は、初めて訪れる人の目には、どこから読み始めればいいのかわからない図に映ることがある。興味の異なる人たちが集まれば、限られた一日の使い方で意見がまとまることも少ない。 プライベートのカスタムウォーキングツアーは、違う前提から始まる。まず会話があり、そのうえで見たいものだけを軸にルートが組まれていく。
01
興味を軸に組み立てる

決まった行程をなぞるのではなく、ガイドはまず尋ねることから始める。浅草や明治神宮に息づく歴史なのか、下北沢に点在する古着屋なのか、あるいは人混みを離れた静かな庭園なのか。 ルートは、その会話から導き出されていく。
02
電車と街を、土地の言葉で読む

世界でも有数の混雑を誇る東京の交通網は、すでにそれを知り尽くした人と一緒であれば、格段に動きやすくなる。 道中のガイドの言葉は、名所の説明にとどまらず、慣習やマナー、日々の暮らしといった細部へと自然に広がっていく。
03
自分たちの速度で歩く

団体ツアーは、たいてい決まった時間割で動く。 プライベートガイドであれば、予定になかった抹茶のための一休みも、写真のための余分な時間も、疲れた子どものためのペース調整も可能になる。それは、他の参加者と時間を分け合う形では実現しにくいことでもある。
ツアーが引き受けてくれること
ガイドはホテルのロビーまで直接迎えに来ることができ、グループ単位の均一料金は、家族連れや少人数のグループにとって効率のよい選択になる。丸一日を通して、このような組み立て方は、自力で道を探しながら過ごす同じ時間よりも、多くの場所へ、より快適に足を運ぶことが可能である。
丸一日を通して、このような組み立て方は、自力で道を探しながら過ごす同じ時間よりも、多くの場所へ、より快適に足を運ぶことが可能である。