東京の賑わいには、すぐに惹きつけられるものがある。けれど数日も過ごせば、少し離れたくなる瞬間も訪れる。 南へ小一時間、鎌倉にはゆるやかな時間が流れている。緑の丘と太平洋に挟まれたかつての武家の都であり、日本における禅の発祥の地でもある。 電車やバス、徒歩を自分で組み合わせて向かうのは意外と骨が折れる道のりだ。 そこで、鎌倉と江ノ島をめぐるゆったりとした一日の過ごし方を、順を追ってご紹介したい。
01
高徳院と鎌倉大仏

最初に立ち寄るのは、13世紀から野ざらしのまま座り続ける高徳院の大仏。 高さ11メートルを超えるその姿は、幾度もの地震や津波を経てなお、静けさをたたえている。 潮風の中、見上げるだけで自然と足が止まる。
02
長谷寺と相模湾の眺め

続いて訪れるのは、庭園と、境内から望む相模湾の景色で知られる長谷寺。 境内の小径はもともとゆっくり歩くための道で、観音像の並ぶお堂を過ぎ、かつて武家の船が行き交った海へと視線が抜けていく。
03
江ノ電に乗って江ノ島へ

100年以上前からこの海岸線を走り続ける小さな電車、江ノ電が、ツアーを江ノ島へと運ぶ。 民家や砂浜のすぐそばを通り抜けていくため、車窓そのものが観光の一部になる。 ことこと揺れながら、社と海食崖の島へとゆっくり近づいていく。
04
観光タクシーでの帰路

一日の終わりには、快適な車内でくつろぎながら東京へ戻ることも、そのまま鎌倉へ向かって一泊することも、思いのままに計画できる。
ツアーが引き受けてくれること
3つの立ち寄り先を結ぶ移動は英語ガイドが同行し、道中で目にする禅や武家文化の背景も説明してくれる。
初めて訪れる土地だと、歩く距離も計画の手間も大きく増える。道中は地元ガイド、おすすめのお店で食事やコーヒーを楽しむのも良さの一つです。