発売から数分で売り切れ、開催も年に数回に限られる。新宿の相撲ショーは、それとは違う形の入口を用意している。 新宿という東京の繁華街の中心で行われる90分のプログラムで、相撲の儀式、ユーモア、そして力士の身体そのものに近づくことができる。
01
儀式を知る

プログラムはプロの力士によるデモンストレーションから始まり、続いてバイリンガルの司会が英語でその意味を説明する。邪気を払うとされる四股、土俵を清めるための塩まき。 これらの所作には本来の重みがあり、説明を聞くことでその重みが単なる演出ではなく、実感を伴って伝わってくる。
02
ユーモアを知る
相撲には深い儀礼的な意味があるが、それを担う力士たちは同時に、人を笑わせることにも慣れている。 質疑応答の時間には、テレビ越しではなかなか伝わらない親しみやすさと絶妙な間合いが垣間見え、力士という存在が遠い競技者から、文化の案内人に近い存在へと感じられてくる。
03
土俵に立つ
本編のデモンストレーションのあと、抽選によって選ばれた数名のゲストが土俵に上がり、実際に力士を相手に押してみる機会が設けられている。 もちろんびくともしないのだが、その数分間は不思議と記憶に残るもので、この午後の中でも最も語り草になりやすい時間だという。
ショーが用意してくれること
すべてが新宿での90分間にまとまっており、その後同じエリアでの夕食の予定とも組み合わせやすい。 会場の座席数は限られており、それが大勢に向けた演出ではなく、近い距離感の親密な雰囲気を保つことにつながっている。